- 作業療法士を辞めたいけど、一般企業への転職はできるのか?
- 自分がどんな仕事が向いているかわからない
- どうしたら一般職に転職できるかわからない
作業療法の仕事自体が向いていないと感じる方やこのまま作業療法士でいて将来大丈夫か心配な方も多いですよね。
作業療法の仕事は辞めて、一般企業に転職したいんです
ただ、一般職に転職といっても全くイメージがわかない方が大半だと思います。
そりゃそうです。私たち療法士は一般企業に就職活動すらしたことない人が大半ですから!
そこで、今回は作業療法士をはじめリハビリ職の人が一般企業に転職するためにはどうしていけば良いのか。具体的にご説明していきます!
てんちゃん(@tenpariOT)
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作業療法士の転職は一般企業も可能?
結論からお伝えすると、一般企業への転職は可能です。
でも作業療法士以外のスキルは何もないけど大丈夫かな…
このような不安をお持ちの方も多いですよね。
正直、一般企業への転職は療法士の資格だけをアピールするのでは足りません。
あなたがその会社で働くことで、会社にどのようなメリットがあるのかを具体的に伝えていく必要があります。
あなたが積み上げてきた知識や経験をどう活かしていくか考えていけば良いんですよ!
作業療法士の就職先は病院や施設以外もあるの?
作業療法士の資格を活かして働ける一般企業というと、医療・健康・福祉・障害支援分野などが考えられます。
- 福祉用具専門員や福祉用具の開発
- 介護サービスの営業
- フィットネス業界
- 障がい者支援事業 など
作業療法士は医療や介護の知識も備えており、そのうえで対象者の生活や生き方をサポートするプロです。
資格手当までは付かなくても作業療法士としての知識や経験を活かせる一般企業もあるはずです。
また「作業療法士」の肩書が就職活動をするうえで多少有利に働くでしょう。
作業療法士の資格しかない。でも、介護・医療・福祉以外の職業に就きたい
できれば医療・健康・福祉系じゃない仕事がしたいです
という方もいると思います。
その場合、作業療法士として積み上げてきた経験がこれから進もうとする分野でどう活かしていけるのかが重要です。
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
- 時間や仕事のマネジメント能力など
新しい分野に進む場合は知識・経験ともにほぼ0からのスタートになります。そこのアピールが出来ない分、自分がこれまでの仕事中で身に付けたスキルや強みを自分自身でしっかり把握し、売り込んでいく必要があります。
未経験の仕事でも大丈夫か心配
未経験の分野においては経験者と比べハンデはたしかにあります。
でもハンデはあっても企業側が「この人にうちで働いてもらいたい」と思ってもらえれば良いのです。
- 「経験がないものでも挑戦していこう」という姿勢をもっておく
- 経験者にはない自分独自の経験や知識をその仕事に活かす
経験のない仕事に就くために、必要な資格を取得する、独学で知識を習得するなど、どんどん行動していくことが大切です。
実際私も独学ではあるものの色々とチャレンジしてみた結果、経験を評価され、今では作業療法以外の仕事も依頼されるようになりました。
知識や経験はやりながら身に付くものです。まずは行動してみよう!
作業療法士が異業種に転職するには自分自身の「強み」が大切!
療法士の資格だけでは転職活動するにあたって心配ですよね。
かといってなんのスキルもないんですが…
という方も多いと思います。
そこで必要なのは、仕事のスキルではないあなた自身の特技や強みを見つけることです。
人に胸を張って言えるような強みなんてないよ…
そんな方のために、自分の「強み」を見つける方法をご紹介します!
自分自身で強みを見つけるのは難しいことですが、転職活動では自己認識の的確さは非常に重要です。
なぜなら自己認識が的確でない人は自分自身と向き合う力や、自分の欠点を認める力が弱いと判断されてしまいます。
これをやっておくと履歴書や面接対策にもなるから一石二鳥だよ♪
①まずは自己分析をしよう!
転職を考えるにあたって自己分析は非常に大事です。
自分を客観視することで、あなた自身の弱点を知って対策すると同時に、あなたが普段感じていなかった新たな可能性を発見できるかもしれません。
また、「なぜ自分は転職をしたいのか?」「どんな会社でどんな仕事をすることを目指すべきなのか?」を明確にするためにも必要です。
良い機会なので自分自身を振り返ってみよう!
ネットで出来る自己分析でオススメなのは「グッドポイント診断」です!
「リクナビNEXT」が実施しているグッドポイント診断は、自分の強みを知ることのできる適職診断テストです。
あなたの志向を分析する質問を通じて、18種類の強みのうち5つを診断することができます。「自分の強み」や「アピールポイント」に悩んでいる方にオススメです!
②友人や知人に自分の強みを聞いてみる
あなたと付き合いの長い友人や知人の意見は非常に大切です。
あなた自身が気づいていなくても、友人から見たら「強み」になる部分もたくさんあります。
- 親身になってくれる
- 客観的な意見がもらえる
- 自分の性格を理解した上でアドバイスをもらえる
ただし、転職について検討している旨を伝えるかどうかは慎重に!
周囲に相談することで、転職を検討していることが広まってしまうというのはよくあるハナシです。
③転職のエージェントで相談してみる
相談できるような友達もいないしな…
そんな方は、転職エージェントで「転職に活かせそうな自分の強み」を分析してもらうのもオススメです!
転職エージェントとは、転職のプロが、その人の適正や、求める条件に最も適した仕事を紹介してくれるサービスで、完全無料で利用することができます。
- なんで無料で利用できるの?
-
転職エージェントは転職が決まった際に、企業から支払われる「紹介手数料」によって運営されています。だから、転職した人は一切費用はかからない仕組みなんです。
また、転職エージェントは企業案件を探す以外にも履歴書や面接の準備などもサポートしてもらえます。
- アドバイザーによる転職相談
- 求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接の日程調整
- 年収交渉
大手の転職エージェントは浅く、広く、多くの求人情報などを持っています。
そのため、
- 転職に活かせそうな自分の強みがわからない
- やりたいことが明確にはわからないから、いろいろな業種を調べてみたい
- 今の自分がどのような場所なら働けるのか知りたい
という方は絶対に利用した方が良いです。
以下に大手の転職エージェントをご紹介しておきます!よければ参考にしてください。
- リクルートエージェント
国内最大手転職エージェント。非公開求人数は20万件以上あり、全ての年齢層に対応しています。まずは第一に登録するべきエージェントです! - doda
国内第2位の転職エージェントで、非公開求人数は10万件以上。求人の質と数、キャリアアドバイザーの質など、転職成功者の評価が高い、バランスのとれたエージェントです! - パソナキャリア ←オススメ!
非公開求人は上記2社に比べると少なめですが、アドバイザーがどこよりも丁寧だと評判です。利用者のサポート満足度はダントツNO.1です! - リクナビNEXT
人気ナンバー1の転職サイトです。自分のペースで転職がしたいという方にはオススメ。
副業でスキルや経験を身につけ転職に備えるのもアリ!
いきなり作業療法士の仕事をやめて他業種に転職というのはハードルが高いという方も多いですよね。
そんな方には作業療法士の仕事はしつつ副業でスキルを身に付けるという方法もオススメです。
- ライター
- デザイナー、イラストレーター
- 動画編集
- プログラミング など
上記に挙げた副業は特別な資格はなくてもできますし、経験やスキルが評価されるお仕事です。
副業で経験値を上げておけば転職はもちろんですし、フリーランスも視野に入れて働くことができます。
作業療法士の副業については「作業療法士の副業はじめかた完全マニュアル!【10年目OTが伝授】」で詳しくまとめていますので、よかったら参考にしてください。
作業療法士の転職は一般企業も可能!作業療法士の資格を活かせる仕事は?まとめ
今回は作業療法士が一般企業に転職するための方法や選択肢についてお伝えしてきました。
結論
作業療法士も一般企業に転職はできる!そのためにはスキルや強みを身に付けておくことが大事
作業療法士だからこそ身に付けられた強みをアピールしつつ、色々なことにチャレンジしていく姿勢を持っていれば、企業からも求められる人材になれるでしょう。
そして、もしあなたが「いつかは作業療法士から一般企業に転職をしたい」と考えていたら、今すぐ動いた方が良いです。
その理由は以下のとおり。
- 今なら作業療法士は売り手市場。一般企業への転職が上手くいかなくてもOTに戻ればいい
- 転職は年齢を重ねるごとに大変になる
- ライフスタイルの変化で転職しにくくなる可能性がある
転職を考える余裕のあるうちに少しずつ準備をしておくことが大切です。
まずは自分の強みを探すことや、自分に合った職種を探すところから始めてみませんか?
リクナビNEXTなら、適職診断テストがすぐに無料で受けれて、数多くの一般企業の求人もみることが出来ます。
登録は5分程度で完了しますので、この5分で自分自身の将来が決まると思ってぜひアクションを起こしてみて下さい!
絶対に今までより視野が広がってあなたの可能性が見えてくるはずです。
あなたがより良い職場に出会え、たのしい人生が送れるよう応援しています!
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